オーダーカーテン 東京 横浜 川崎。輸入カーテンはオーブへ

第3話  ハイムテキスタイル−トレンド編  ヨーロッパ日記2011
22013.1.14
オーダーカーテンのオーブ カーテンの出張・試着システム 取り扱いブランド コーディネーターの独り言 姉妹店のご案内 サイトマップ お問い合わせ
 Home > ヨーロッパ日記2013-TOP > 第3話
今年のヨーロッパ、出だしの3日間くらいは暖かくて、持って行ってロングダウンじゃ暑いくらいだったんだけど、一昨日からは寒さ本領発揮。天気は良いのに寒くて耳が痛い!でも、体調はまだまだ良好。この調子で行きたいものです。
今回は昨日終わったハイムテキスタイルから、トレンドフォーラムのリポートです。
今回のテーマは「Bing」。存在そのものがテーマになっていて、どうあるべきか?という、かなり本質的なテーマ。

ちなみに、今回のトレンドセッターの中で、故グナーフランク氏のお子さんたちがチーフを務めている関係で、ブースの制作予算が例年の倍近くかけられたそうです。やっぱりそのチーフの力関係が大きく予算を左右するようです。

という事で、今回のブース作りは、ここ数年でピカイチと言われています。
トレンドブックの順番とはあえて変えますが、まずは「The inventor」(発明家)。

実験的なデザインやコーディネートを用いたデコレーションで、未完成の危うさもお味の一つ。

「人生のほとんどは、ばかげた好奇心に費やされている」というボードレールの詩が全てを表していて、挑戦的、実験的である事が必要で、それで楽しめる空間を作りましょう、と言われています。
ナチュラルな木材にケミカルな生地がかかっていたりして、その対比が重要です。

ここでは、ケミカルな色使い、ナチュラルな色との対比、硬質な空間に対しての柔らかい素材の合わせ、モダン+産業資材、網こみレース+オーガンジーなどがフィーチャーされています。

展示されている生地も実験的で、組合せも実験的ながら、単体でも事件的な物も多く、大学生が作った生地も多くて、実用できるかどうかわからない感じも良いのでしょう。
2番目は「The historian」(歴史家)

長い間、ずっと古典を使っていかに新しい物を生み出すか、手を変え品を変え提案されていたんだけど、昨年一度それが消え、今年また新しいアプローチで復活した感じ。

今までと大きく違うのは、同じ古典でも、15世紀〜16世紀の「Golden age(全盛期)」の絢爛豪華な設えを現代風にアレンジするところ。
手元のi-Padを使って、壁の画像を自由に作り変えられる展示。世界の名作アートを、切ったり張ったりつないだり、自分なりの組み合わせをクリエイション。

意外とカッコよくできちゃうんですよね〜。

また、所々で「自分で作れる」が見られ、DIY的な物だったり、好みのデザインが作れたり、確実に消費者と職人、デコレーター、デザイナーという垣根が薄れている事が実感できます。

ここではゴールドを上手く使いたいところで、ブラックやピンクなどと合わせて、品の良いゴージャスを目指したいですね。

それから東洋的な物を合わせる、網こみレースとオーガンジーの組み合わせなどもキーワードとして挙げられます。
続いては「The geologisut」(地質学者)

今まで草木などに求めていたナチュラルのモチーフを足元の地底に求めた、ちょっと志向を変えた新しいナチュラル。

ここ数年ずっと取り上げられていた、ナチュラルやエコから少し視点を変え、今年はいろいろなところで豪華さや重厚さの要素が多くなっています。
設えはタイトルから想像する物と変わりはなく、一番単純明快な感じ。

でもそこには、深い意味合いが多く込められていたりもするんです。

例えば、ランダムな文様は均一な物に比べて安心感があったり、例えば無地の革や鉄なども、時間が経てば劣化したり錆びたり、表面が変化して、それがデザインになったり。「時間」がデザインを作ってくれるんですね〜。

それら劣化した模様は、モダンで綺麗な空間に「毒」として差し込んでも面白い、とも言っています。

やはりここでも、重厚感、高級感は大切な要素になって、水晶やターコイズなども取り上げられています。

キーワードとしては、銅、劣化、錆び、ランダムな模様、ランダムな凹凸など。
最後に「The eccentric」(エキセントリック)

なんとなく想像つくと思うけど、ここが今回のメインになりそうで、一番面白い。

今までもばかげた組み合わせや意外な組み合わせを楽しむ、というテーマは毎年のようにあったのだけど、今年はそれらとはまたちょっと違うんですね〜。(あたりまえだけど)
新しい物同士を組み合わせてデザインするのではなく、今ある物を組み合わせ、そこに少し何か新しいものを足してデコレーションしよう、という思想で、壁にはよくある絵画にカーテンを足したり、ひと手間加えて楽しんでいる設えが。「ユーモア」もここでは大切です。
「若者よりお年寄りの方が、インテリア的にはエキセントリック」と言われています。

例えば一人のおばあちゃんが暮らす家には、若い頃から持っている物があって、そこから時代時代で少しずつ物を買い足していって、今ではそこに液晶テレビなど、現代の物が組み合わさっています。

これらを上手に取捨選択して、必要なデザインを施していくのがボクたちデコレーターの大切な役割なんですね〜。
針金ハンガーに、花瓶や造花や絵皿をくっ付けた物。

今ある物だけでできるクリエイションの恒例。

総じてこのカテゴリーでは、本質的な物が大切で、古くても良い物を組み合わせています。
詳しくは、「インテリアビジネスニュース」の本誌をご覧ください。今年はトレンド特集号が出るらしく(たぶん)、ボクらの記事も例年よりかなりボリューム満点で制作中です。分析もより詳しく、ボクらの主観もたっぷり織り込み、かなり面白い物ができていますよ〜。お楽しみに!

これを書いているのは、月曜日の朝、フランクフルトからケルンに向かう電車の中。これから「immケルン」(ミラノサローネに続く家具の見本市)の取材です。そちらの模様も後ほどUPします。こちらでは、原稿を書く作業に追われてなかなかUPできませんが、遅れ遅れでも少しずつ進めていきます。

東京は雪のようですね。こちらは雪の予報が出ていたけど、結局ほとんど晴れ。気温は最高でも2〜3℃程度でしょうけど、大体良い方でしょう。今日は少しだけ雪がツラついてますが・・・。

ケルンの取材が終わったら、明日からパリの展示会まで3日間だけお休み。昨日見つけた格安チケットで、明日の朝からヘルシンキに行ってきます!

先ずは次回、ハイムの企業ブース編。お楽しみに!
≪ BACK        NEXT ≫
ヨーロッパ日記2013TOPへ戻る »
同時進行で、ヒデキさんのブログも更新中です!   「hideki のブログ」 はこちらから »
コーディネートのこと、ご予算のこと、 トレンドのこと、何でも気軽にご質問下さい!
メールでのお問い合わせはこちら
  03-5706-6955
» aubeホーム
aube international Co.,Ltd
株式会社 オーブインターナショナル