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メゾンの会場も、10年に1度の大雪でご覧の通り。
会期中でも特に前半は、一時空港が閉鎖になったり(シャルルドゴール空港はこの会場のすぐ隣の駅)、、電車が止まったりで、多少の混乱はあったものの、通常通り開催されました。 |
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エディトゥールのエントランスは、毎回当然の様にトレンドを抑えた設えに。
今年のブルー、デジタルプリント、グラデーション、建築資材系の赤いロープ、何気に盛り込まれているんですよね〜。 |
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先ずは地元フランスのエリティスから。
このドア、色といい、スタッツの入れ方といい、ライナーの膨らみ具合といい、カッコいい!
さすがです。 |
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ハイムでも見たけど、大きなメッシュのレースもオーガンジーに乗せると実用的に。
クロスも今年は、トレンドのだまし絵風が多く、kozielなんかとはまたちょっと違って、お上品。 |
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これもエリティスのクロス。
今年はいたる所でこういう金箔風のクロスが見られました。
日本でもあるんだけど(自宅にも使ってますが・・・)、リアリティーと上質感が別物。 |
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こちらはフィレンツェのデコールテックス。
やっぱり今年も手描き風のプリントが多い物の、石目風でビックパターンという所がGood。 |
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毎年人気トップクラスのイギリスのデザイナーズギルド。
今年のレギュラーコレクションは、この絞り染め風のデジタルプリントが一押し。
藍色とかエンジとかでやっちゃうと日本人にはダメだけど、この色だったらアリですね。
「絞り染め風」も今年のキーワードの一つ。 |
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ギルドはやっぱり、ファッションデザイナーのクリスチャン・ラクロアコレクションが良いですね〜。圧倒的な存在感。
写真奥の壁面はほぼ全てクロスなんです。スペインタイルにフレームとか花瓶とかが掛かっているように見えるけど、全てデジタルプリント。
でもって、左の壁面はそれをリアルに再現したもの。
どこからがリアルなんだか、パッと見わからないんですよね〜。もうちょっと早くこれが発売されていたら、自宅に使いたかった傑作のクロス。どなたか使わせてください! |
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これ、どこの生地だと思いますか?
正解は日本のサンゲツ。7回目の出展で、かなりお客さんもついてきたそうです。
このプリント・オーガンジーもそうだけど、どことなくほんのり日本を感じさせるのが狙いだそうです。
一つ一つの生地は、ヨーロッパのエディターにひけをとらない良い物もたくさんあるんだけど、“世界観”が今一つ見えてこないのが残念。今後の課題でしょう。
個人的には、日本でも発売してほしいな〜。 |
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上質なリネンで有名な、ベルギーのデザインオブザタイム。
今年はプリントも展開してきて、ご覧の通り、東洋的でサイケなデザインが印象的でした。
上手くポイント使いでアクセントに使いたいですね〜。 |
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いつもかっこいいんだけど、今年は特に良かったイタリアのボギー。
ピンクのビック千鳥も素敵だし、斜めストライプも、テクスチャー感とラインの崩し具合が絶妙。 |
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その千鳥の色違い。イエローもいいですね〜。
イエロー系でこれだけ上質感を出せる地織系の生地、なかなか無いんですよね〜。 |
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今年は本当に毎日のように、チェルシーの手井社長とバッタリ合うんです。たぶん行動パターンが近かったのでしょう。ハイムからはじまってケルンでもメゾンでも、不思議ですね〜。中には、フランクフルト市内の地下鉄内でバッタリ、なんてことも。(ハイムが終わって2日位経っているのに・・・。
写真の女性は、人気女性誌「HERS」の編集者の方。インテリアをどんどん取り上げてください!特にカーテンを!と、お願いしておきました。 |
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そのチェルシーさんが輸入されている、金属繊維の専門メーカー、ソフィ・マルブランシェ。
とにかく「すごい!」としか言いようのない、光沢感と存在感。当然重量もそれなりにあります。
日本でも既に何件か納入されているそうで、銀座のエルメスやシャネルなどでも見られるそうです。 |
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今まで納入された、世界中のレストランやホテル、ショップなどが紹介されています。
その中には、なんと、パリのアランデュカスも! |
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こちらも大人気ブランド、地元フランスのカサマンス。
今年はこのアウトドアコレクションが一押しな様で、鮮やかなブルーと、スペインタイル風のパターンが素敵でした。
もちろん室内にも使えるので、ぜひ使いたい今年のデザイン。 |
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極小のモザイクタイルをジャガードで再現したこの生地もカサマンス。
柄の生地やストロングカラーとの組み合わせのベースとしても使えそうだし、単独でももちろんOK。今欲しい生地の一つ。 |
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スペインの老舗高級ブランド、ガストンダニエラ。
今年は以外にシックなブースで、らしくないと言えばらしくない感じ。
特大のランプシェードに使ったイカットが一押しなようで・・・ |
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良く見ると、「さすが」と言える上品な民族系幾何学柄。元々この手のデザインも得意としているので・・・。
このランダム感が、ありそうで無いんですよね〜。 |
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いつもカッコよくて欲しい生地がたくさんあるのに、流通に問題があって日本では手に入らなくて残念な、イタリアのデダール。
今年も民族系のビックパターンを押していて、色使いは今年の「白×黒×イエロー」で。
キャ〜、素敵! |
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こちらはタイのパサヤ。
やっぱりここも民族系をメインに。他のトップエディターと比べちゃうと質感はそれなりなんだけど、とにかく安いので、コスパは最高です! |
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最高級のウール素材で有名なイタリアのロロピアーナ。エルメスなどにも素材を提供している上質なウール素材は、椅子張りやカーテン用としても世界中のセレブに愛用されています。
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そのロロピアーナも、今年は初めて麻地にインクジェットプリントを施した花柄をリリース。
さすがロロピアーナ、圧倒的な高級感が、他とはまるで違う独特の世界観をかもし出しています。 |
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毎年新作カーテンの生地でジャケットを作っているヒデキさんは、既にここメゾンでも有名人に。毎年必ず何人かに声を掛けられ(見ず知らずの外国人に)、写真を撮る人も。 |
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数あるエディターの中でも、個人的に今年のNo,1はイギリスのロモ。今年は2年前に同社が立ち上げた「ジンク」ブランドと並んで出展。
数年前はギルドやカサマンスよりも多くの人を集めていたように記憶してますが、久々のメガヒットの予感が・・・。 |
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先ずは写真左の麻+デジタルプリントのレースから。
インド系というよりインディアン系?のパターンを手描き風でぼかしたデザインは、モダンを緩めるのに使うもよし、クラシックをソフィスケイトするにも良し、使いやすそうですね。
これのピンクも良かったな〜。 |
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ペイズリーのジャガードも、色使いとテクスチャー感で、全く新しいデザインが生まれちゃいます。圧倒的な存在感があるので、アクセントとしてモダンに使いたい極上のファブリック。 |
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斬新でモダンなzincラインからは、このデジタルプリント。
ケルンのカルッチのブースを思い出す、ロックなテイストとアートな感じ、それとちょっぴりラスティック、上手くブレンドされて独特の世界観を作り上げられています。 |
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そのROMOのブースで佐戸川さんとバッタリ。今回も情報通の佐戸川さんにはいろいろ情報を頂いて、お世話になりました! |
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この日は日本フィスバの田原さんと、市内の老舗ビストロでディナー。
1800年代に創業した店で、着いた時は時間が早かったからガラガラだったのに、気が付くと満席になっているという超人気店。 |
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早めに着いてカウンターで生ハムをつまみにシャンパンを飲んでいたボクらは、一日歩き回った疲れも吹っ飛んで、テンション上がり気味。 |
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今回はいろいろ注文して皆でシェア。
写真はサーモンのグリル、フォアグラのソテー、ビーフステーキをミックスしたところ。
他にもフォアグラのパテや生ガキ(ボクは数年前にあたってから食べれなくなったのでパス)など、どれも絶品でした。フィスバの社長夫妻が行きつけなのもうなずけます。
スタッフもパリの老舗ビストロらしからぬフレンドリーで、居心地も抜群。また来ようっと! |