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  HOME > 「TOSO with Curtains 2013」 デザイン解説
      7th  トーソー ウィズカーテン
with Curtains 2013
 出版物やイベントなどを通じてもインテリア業界を牽引する、カーテンレール・ブラインドのトップメーカー、TOSO社が主催する年に一度のイベント、「With Curtains(ウィズカーテン)」。国内のカーテンメーカー10社が集まる商品説明会で、毎年定員一杯で締め切られる人気のイベントで、越川も数年前には定員一杯で入れなかったほど。
 この展示会のもう一つの楽しみは、毎年1〜2人のデザイナーがその10社のそれぞれのブースをデザインするというコーディネート展示。別室でディスプレイされ、イベントの午前の部の最後には、そのデザイナーのデザイン解説が、午後の部の最後にはゲストを招いてトークセッションがあります。
 7回目を迎える2013年10月、(有)めいくまんの鈴木恵美子さんと共に、越川がデザイナーとして抜擢されました。300人以上の業界関係者が集まり、大阪や名古屋などの特設会場にも同時中継され、USTREAM(ユーストリーム)でも配信されるビックイベント。
少々時間は経ってしまいましたが、ヨーロッパとのトレンドと日本のトレンドを合わせた渾身の作品たち。デザインコンセプトなどの詳細を解説していきます。
今回から定員を増やし、浅草橋のヒューリックホールでの開催となりました。(前回までは国際フォーラム)

会場も広くなり、より大勢の方に見て頂けるようになったのはありがたいところ。

会場を入ったところが展示スペースで、写真の左手がショーの会場となるホール。
各社のプレゼンテーションの合間には、こちらの展示スペースが大賑わい。
今回の展示では、鈴木さんと越川で5社ずつ、合計10社分のディスプレイをデザインさせて頂きました。

昨年のデザイナーは寺田さん、渡辺さんの姉妹、一昨年は西垣ヒデキさん、シオさんのご夫婦、という事で2人で10社分のデザインをしたのに対し、今年はあえて別々にデザインし、それぞれの個性を楽しんで頂くコンセプトにしました。

ボクは常日頃、海外のトレンドを日本に伝える活動をセミナーや執筆などでしていて、日頃のコーディネートでもトレンドを活用しています。という事で今回のデザインは、「トレンドを活用する」という事を共通テーマに、各社の新作の個性を引き出しつつ、越川らしさをスパイスにする事にしました。

もう一人の鈴木恵美子さんは、縫製もできる数少ないデザイナー。青年海外協力隊でバングラデッシュにミシンを使った縫製を教えに2年間行っていたという、ちょっと変わった経歴の方。その縫製技術を生かしたデザインの発想は、ボクには全くない要素が沢山あって、テクニックをフルに生かした独特の世界観が魅力的なんです。


それでは、これから越川の担当した5つのデザインを解説していきます。
 
タイトル: 「Rock‘n’Roll」
コンセプト:

アメリカや北欧を中心に、多くの名作デザインが生み出されたミッドセンチュリー。イームズやジョージネルソン、ヤコブセンやアアルトなどによって革新的で誠実なデザインが多く生み出され、その後のインテリアに大きな影響を与えました。またその一方で、音楽シーンでは“Rock‘n’Roll”の登場によって、大きな変革を迎えます。ここでは、ミッドセンチュリーの一つの側面として、Rock‘n’Rollにスポットをあてました。
ブラインドなどに比べると、元来しなやかでエレガントなイメージとして使われてきたカーテンで、あえて“ハードでスパルタン”を演出する事に挑戦しています。タブに使ったメッキのバックルや、ヘムにあしらったスタッツなどで武装し、さらにジェリー・リー・ルイスの「火の玉ロック」をイメージしてファイアーパターンも取り入れました。このファイアーパターンも含めて、タブなどにも椅子張り用の生地を流用。切りっぱなせるので実はこういう部分にすごく使いやすいという事が使ってみて初めてわかりました。
ラフスケッチからはじまり、最終的にはこういう感じのデザイン画が出来上がります。実際にはさらに細かい部分の拡大図などを描くのですが、これを元に各部の寸法などを割り出していきます。
出来上がった写真がこれ。

新しいコレクション「Mine」の中からメインのヒョウ柄と丸い柄が連なったセミシアーをチョイス。その他の生地はほとんど椅子張り用の生地を使用。特にビニールレザーは使い勝手がよく、タブに使った場合、切りっぱなしで良いので作りやすく、裏面が滑りやすい不織布になっているので実用的、さらに丈夫なので言う事がありません。それをメッキのベルト用のバックルで留めました。

ファイアーパターンも同じくビニールレザーを使用。これは布だとバイアステープで回りを縫わなければならず、デザインの自由度が激減してしまいます。ビニールレザーなら切りっぱなしで良いので、デザインも自由自在。複雑なファイアーパターンも難なく作れます。それをアイロンノリで接着しているので、この部分に関してはほとんど縫っていません。

ブースではエルビス・プレスリーやジェリー・リー・ルイスなどの60年代のロックミュージックをかけて、その音楽に合わせて7色に変わる照明をあてています。
 
タイトル: 「THE GOLDEN AGE 〜全盛期〜」
コンセプト:
16世紀から17世紀のヨーロッパ、豪華絢爛な時代のエッセンスを現代の日本に。これもハイムテキスタイル2013/2014のトレンド、「ヒストリアン」が元になっています。
ここでは「過剰装飾」が裏のテーマになっていて、「ちょうど良い」を少し超えた所をターゲットにしています。従来の単なるクラシックスタイルと異なるのは、華やかさと重厚感の両立。幾重にも重なったような上飾りもやや大き目のサイズ感で、ドレープのヒダや丈など、全てを少しずつ過剰に設定しています。そこに軽量感漂うチュールのレースでスっと抜いてメリハリをつけています。
「ミュルーズ染織美術館コレクション」は華やかさと重厚感を両立したデザインも多くあります。行き過ぎた装飾を恐れるあまりに行き足りない、という事もありがちですが、「行き足りない」リスクも良く考えて、少し多めに盛り付けるのがこのスタイルのポイントです。
デザイン画の最終形の少し前のもの。この後、バランスのサイズを少し大きくするなどの調整が入ります。
「過剰装飾」がテーマなので、少し行き過ぎた装飾が必要です。ドレープの引きずる長さも55cmと多めに設定し、バランスも三重に。

本当はシャンデリアをもう少し大きく、位置ももっと低く下げたかった所ですが、展示用に調達できる物の都合上、やむを得ないところ。こういう展示会では良くある事なんです。・・・。

おそらく日本のリビングなどでこの様なデザインは使いにくいと思いますが、玄関ホールなど、お家のどこか一角にこ、思い切ったデザインを盛り込むのも面白いかもしれませんね。
マナトレーディング
タイトル : 「my botanic garden」
コンセプト:
「自分らしさ」と「癒し」は、現代社会を快適に暮らしていく為の大切な要素です。ここではその中でも、「自分らしい住まい方」と、「自分の為の究極の安らぎ」という事をテーマに挙げて、その一つの形を提案します。ここは都会の喧騒の中にあっても、自然な雰囲気に包まれたお部屋に帰ってくると癒される、そんなお部屋を想定しています。
メインに使った水彩画風にデジタルプリントされた花柄は、優しさとトレンド感を持ち合わせています。さらに芯を入れずにラフに吊る事でルーズ感を強調し、シャビーなクロスやレールと合わせて“抜いた感じ”に。そこから切り返しやボーダーなどでアクセント、“楽しさ”をスパイスとして加えました。
今後ますます求められていく、自分らしい住まい方、暮らし方。甘くなりすぎず、古臭くなく、花柄コーデの新しいスタイルをご提案します。
草花に囲まれた癒しの空間、そこにトレンド感を加える為に、シャビーな仕上げ感とデジタル技術(プリントの工程)をプラス。アシンメトリーはほぼ全ての展示で用いてますが、もちろんここでも採用。

キッチリさせずに、いかにルーズに見せるかがポイントです。
大きい窓の右側の黄緑色のカーテンは、花びらが縫い付けられたかの様なレースをメインに、後ろにグリーンの無地のドレープをまわす事で、立体感を演出。左右のタッセルは、大きなボタンで留める様な仕様になっています。

上部には芯地を入れずに、ちょっとずつつまんだところに小さなフックを刺しています。
    
タイトル : 「素敵女子」
コンセプト:
全ての世代の日本の女性たちへ。今の日本では、「女子力」は社会現象にるほど重大なキーワードで、2009年には流行語大賞にノミネートされたほど。カッコよく自立した女性でも女性らしさは全く失われない、女性である事をもっともっと楽しむ。その為にもお部屋が「エネルギー・チャージ」の場になって欲しいという願いを込めてデザインしました。
デザインのポイントとなるのはレースワーク。重ねても重くならず、“サラッとしたボリューム感”を楽しめるので様々な重ね方が可能です。その一つがメインの裾に施したドレスの様なプリーツで、女性らしさを表現しています。また、チュールレースや手触りの良さそうな質感の生地などは重要なトレンド要素。それらを用いて甘すぎず辛すぎず、フェミニンだけどカッコよさはは無くさない。そんなスタイルで、世代を超えて女子力UP !!
少し変わったフリルを多めにあしらい、女性らしさと個性を。

大きいカーテンのボトムと、小さい方のテールに使ったフリルは、Aラインのドレスに使われる裁断方法をアレンジしたもの。

レースの軽やかさと、そのフリルのボリューム感、シャギーの柔らかさ、それらをミックスしてデザインを組み立てました。
小窓のサイドに、シャギーの生地が一枚下がっています。
機能はブラインドに任せるとして、それだけではイメージが固いので、飾りとして生地を一枚下げる。

この手法は実際の現場でも良く使うパターンで、印象を和らげるだけでなく、全体をグレードアップしてくれる感じなのでお勧めです。射し色を入れるのもいいですね。
  五洋インテックス
タイトル : 「ごちゃまぜノスタルジー」
コンセプト:
ハイムテキスタイル2013/2014のトレンド展示の中から、最も象徴的で実はとても実用的な「エキセントリック」というカテゴリーを日本に合わせてアレンジ。削り落としてまとめあげるのではなく、「組み合せる事で新しい豊かさを創造しましょう」をテーマにしています。
ある程度ノールールで組み合せ、その結果新しいデザインが生まれる楽しさやワクワク感は、計算されつくされた空間には無い独特の豊かさがあります。またそれは、「懐かしさ」によって人の心に浸透しやすくなります。わざと崩した特大ピッチのスワッグバランスも、手作り感からくる素朴さを表現した物。「こなれた感じのカッコよさ」というのもあるけど、人工的なヒダに対するアンチテーゼも含まれています。
誠実で上質な生地でありながら、どこかに懐かしさが感じられるデザインも多くあるインハウスのコレクション。あとは組み合わせの思い切り次第で、このスタイルを作る事が出来るのです。
ちなみに、こうやってスケッチに寸法や注意書きを入れてはいますが、製作指示はこれの他に、何枚もの図表が必要なんです。
ここではノスタルジックなデザインのごちゃまぜ感が全てなのですが、その中のポイントの一つとして、左側の赤いスワッグバランスに注目です。

通常より大きくヒダを取り、さらに形をわざと崩して「こなれ感」を出しています。

これはドイツの展示会、ハイムテキスタイルにあったトレンド展示を受けた物ですが、キッチリしたヒダへのアンチテーゼ、という意味も込められています。

ちょっとルーズな感じが「今」ですよ!
こちらトークショーの会場。
定員一杯、というだけでなく、ユーストリームで名古屋や大阪のサテライト会場にも同時配信されています。
午前の部では、鈴木恵美子さんと越川が、展示デザインについて解説。
午後の部の最後には、照明プランナーの湯田剛史さん、インテリアビジネスニュースの善明社長を交えて、「カーテンと照明」というお題でトークセッション。

カーテンを美しく見せる照明とは?など、カーテンのデコレーターを代表して、湯田さんにいろいろ教わりました。
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