blog

Blog【ブログ】

Seminar・Event家具メーカーの張り地をプロデュース-その2

Category:Seminar・Event

前回に続き、ボクたちRYがプロデュースしたイベントのお話です。
今回ご紹介する展示エリアは、先ずこちら。

まぁ、こんなコンセプトのディスプレイです。

そうそう、今回のイベントでは、ディスプレイの仕上げの当日にプロのカメラマンが入ってくれたので、一日密着でメイキングから完成写真まで撮ってくれました。やっぱりプロは流石ですね、画が凄く奇麗で。だからせっかくだから見てもらいたくなっちゃって、メイキングから公開する事にしたんですよ~。

↑ 大量の観葉植物をどこにどう配置するか、そればかりは当日届いた物を見て決めなければならなかったので、当日一番悩んだところ。

↑ それでもプロが二人いるから、結構スパスパ決めていけました。これ1人じゃ、一日では終わらなかったな~。迷ったりして多分3日位かかったと思う。

↑ 「ジャポニズム回帰」の出来上がり。
先ずこのソファありきなのですが、これは畳をイメージしてデザインされたソファで、あえて固めに仕上げられています。ビックリするほど重いソファで、剛性感が凄いんです。
畳が出発点なのでジャポニズムなんだけど、クッションと後ろのカーテンはドイツのチマー&ロード社のアールデコ柄をメインにセレクト。アールデコはフランスが発祥とはいえ、ルーツが日本の江戸小紋柄にもあったりするのでジャポニズムに通じる柄なんです。和柄では無くてジャポニズム、そんなイメージです。
フィルクッペという手法で織って糸が飛び出したピンクの生地は、江戸時代に流行した着物などをリメイクして作った小物の様なイメージで。

↑ 正面から見るとわかるのだけど、この匠工芸のペンダントライトも良い仕事してくれています。薄く削いだ木を曲げて作られた美しいシェードは、日本的な優しさが感じられます。これを邪魔にならない限界の低さまで下げて、少し横にオフセットして下げました。位置も高さもこだわって決めたのだけど、この位置にペンダント下げるのって良くないですか?実際のリビングでも採用したいです。

 

↑ そして隣りのゾーンに移ります。ちょうど「友と語らうリゾートの夜」の隣りで、ここはヒョウ柄をメインに。あくまでも上質でラグジュアリーからは外れない大人のヒョウ柄。
それにしても展示コンセプトの文が独特な世界観で面白いでしょ?これは文学好きなリカさんの持つ独特な世界観なので、お任せしました。この感じをボクが求めている事もわかってくれているので、存分に発揮してもらいました。

↑ この椅子のベースの生地も、座クッションに張ったヒョウ柄も、共にニューヨークのトラバース社の生地。ラグジュアリーでありつつ、トレンド感と遊び心をスパイスに。イエローゴールドのパイピンをアクセントに加えました。
ちなみに後ろの曲線を描いたパーテーションも匠工芸の人気商品。好きなように曲げられるし、マグネットでジョイントして大きくできる優れ物。

 

↑ せっかくプロカメラマンに来てもらったので、宣材写真をたっぷり撮ってもらいました。この先数年は、この日撮ってもらった写真を使っていきます 笑

 

今回はここまで。次回に続きます!

 

 

Archives同カテゴリー記事一覧