カーテン以外の窓装飾品、ブラインドやロールスクリーンなどのいわゆる「メカ物」と呼ばれる物たち。現在は様々な種類の物があり、オーブでは国内に流通している物はほぼ全て取り扱っています。
その中から、豊富な経験から適材適所で最適な物をお勧めしています。ここでは特徴的な輸入品を中心に、お勧めのブランドをアイテム別に紹介していきます。

Brnd

ウッドブラインド

ウッドブラインドは、各メーカーごとに特徴がはっきりとしています。国産ですと、ニチベイ、タチカワ、TOSOの3社、海外ブランドですと次にリストアップする3社がお勧めです。海外ブランドの最大の良さは、木目の美しさ。ベースとなる木にペンキで色をベタッと塗った国産とは違い、オイルステインなどで色を染み込ませているので、木目の美しさが際立ちます。

  • 色のついたオイルを染み込ませる事で着色するオイルステイン塗装は、木目を生かしつつ適度な色ムラが特徴で、木製の良さを最大限に引き出してくれます。

    ナニック

    アメリカ発のウッドブラインドメーカーで、組立ては全て日本国内で行っています。スラット(羽根)の品質から塗装、組み立て精度まで、とにかくハイクオリティーで、出来上がった製品は気品さえ漂う上質さが特徴です。オイルステインによる塗装のカラーバリエーションも多く、標準で用意されている色数だけでも73色。特注色も可能です。価格を抑えたGシリーズも人気で、14色に限られながらも一般的な国産品とあまり変わらない価格なのが魅力です。とにかく、「高級感」という部分では、文句なくNo,1です。

  • ジェイビーエス

    オーストラリア製の杉の木を使ったシリーズと、桐を使った軽量なシリーズがあります。素材の良さを最大限に生かしたオイルステイン仕上げが最大の特徴で、色ムラが特に多く、最もナチュラル感が、時にはワイルドささえ感じられるブラインドです。また、杉の持つ木の香りも心地良く、消臭効果もあるので、お部屋の空気感が変わります。また、日本製のメカを使っている事で操作性も抜群で、ワンタッチで降下する物もあります。

  • ノーマン

    世界的にトップクラスのシェアを持つ台湾のメーカー。 桐を使って軽量に仕上げられているので、操作性が高いのがウリではあるが、最大の特徴はその遮蔽性。ピタッとほとんど隙間なく閉じるので、遮熱・断熱効果が高いのが特徴です。 また塗装のクオリティも高く、国産には無い木目を生かした風合いも人気のポイント。価格が非常に安いのも魅力です。

調光スクリーン

ハンターダグラスのシルエットシェードがパイオニアですが、数年前に世界特許が切れ、世界中で似た物が作られるようになりました。 いろいろ比較してみて、生地の質感やクオリティなど、トータルでみるとやはり元祖のハンターダグラスが一番良く、次にコストやデザインの総合点で日本のFUGAがお勧め。このカテゴリーではこの二択になります。

  • ハンダーグラス

    言わずと知れた、ハンターダグラスのシルエットシェード。きめの細かいレース生地を通った光は繊細で柔らかく、光のマジックと呼ばれるほど。とにかく生地の質感が極上です。

  • フーガ

    シルエットシェードに代わる物としてはNo,1のデザインとクオリティ。広島県の小さなメーカーで製造され、日々進化を続けています。 ここの特徴は、まずコンパクトなヘッドボックスによって窓枠内に納めやすい事と、シンプルな構造により、修理やメンテナンスがしやすい事。そして何より、リーズナブルな価格が魅力です。 色や生地のバリエーションも豊富で、遮光もあります。また、オプションで生地にプリントができるので、オリジナルデザインを作る事もできるし、好きな色をカラーリングする事もできます。 電動も定評があります。

ハニカムスクリーン

この分野でもハンターダグラスのデュエットシェードがパイオニアですが、世界中の様々なメーカーから販売されています。国産メーカーにもありますが、ハッキリ言って全く質感がダメ。ハニカムスクリーンは断熱効果の高さが最大の特徴で、コンパクトに窓枠内に納まる事もあり、様々なシーンで活用できます。お勧めの3社をここで紹介します。

  • ハンダーグラス

    定番のシングルハニカムに加え、ハニカムの中にもう一つハニカムが入ったダブルハニカム構造の物もあり、高い断熱性を誇る物もあります。また、レースと厚地を上下につないだツインスタイルや上からも下からも開閉できるトップオープン式など、バリエーションも豊富。上質なカーテンの様な布の質感だったり、質感のバリエーションもいろいろあります。 大型の物は電動もお勧めです。

  • ルーセントホーム

    カラーバリエーションの多さ、質感の良さ、コストとのバランスなどからオーブでも断トツの一番人気を誇ります。 こちらも操作方法、開き方のバリエーションも豊富で、遮光もあります。

  • ノーマン

    カラーバリエーションも多く、シェルのサイズも25mm~62mmまであり、シングルハニカムもダブルハニカムもあるという、幅広いラインナップを誇る台湾のブランド。 ただし、それぞれのシェルのサイズで選べるカラーには制約があります。こちらは、国産のローマンシェードの様な自動降下式も選べるので、大型で手動が欲しい時には最適。電動もお勧めです。 写真は62mmの遮光タイプ。大きな窓には62mm位のシェルサイズがあると、スッキリした印象になります。

バーチカルブラインド

羽根を一枚一枚吊り下げている構造なので、一枚だけ羽根を交換する事も可能だし、色をミックスする事も可能です。 国産でしたらニチベイ、輸入品でしたらクリエーションバウマンがお勧めです。

  • この様な吹き抜けにも最適。一番人気のSUEZを電動のメカと組み合わせて取り付けました。

    クリエーションバウマン

    バーチカルと言えばバウマン、と言って良い程、世界的に定評があるスイスのブランド。世界で唯一、バーチカルブラインド用の織機を持っていて、他社が大きな生地から細長く切り出して作っているのに対して、初めからこのサイズで織っています。それにより、長くてもねじれないという特性があり、ボトムのコードが無くてもばらけにくいのでスッキリしています。 カラーバリエーションも非常に多く、質感もいろいろ。電動もお勧めです。

  • ニチベイ

    国産でしたらニチベイがお勧め。裾の処理がバウマンの様にスッキリしていて、羽根巾もバウマンと同じ127mmをいち早く取り入れたメーカー。バーチカルブラインドは、とにかく公共施設の様な野暮ったさを出さない様に注力する事が肝心です。その為にも、スラットの色を変えてデザインする事で、オリジナルのパターンを作る事もお勧め。もちろんデザインはお任せ下さい!

その他ブラインド

ブラインドやロールスクリーンなど、挙げればきりがない程様々な製品があります。 どのメーカーの何が最適なのか、経験豊富なプロがお勧め致します。

  • ジェイビーエス

    やや高価ではありますが、存在感の高い縦型のウッドブラインド。 写真のJBSかナニックの物がお勧めです。

  • ハンダーダグラス

    レースカーテンとバーチカルブラインドを組み合せたような独特の機構を持つ、ハンターダグラスのルミネットシェード。 洗練されたモダンなお部屋に最適です。

  • ニチベイ

    安価で機能的な金属製ブラインドは水周りにも最適です。これもまたはスラットの色を組み合せて、オリジナルのデザインを作る事もお勧め。ニチベイ、TOSO、タチカワの3社をメインに、最適なメーカーをお勧め致します。

スイス
Creation Baumann(クリエーションバウマン)
Silent Gliss(サイレントグリス)
アメリカ
Nanik(ナニック)
Lucenthome(ルーセントホーム)
台湾
NORMAN(ノーマン)
オーストラリア
JBS(ジェイビーエス)
オランダ
Hunterdouglas(ハンターダグラス)
国内ブランド・輸入元
FUGA(フーガ)
ニチベイ
タチカワ
TOSO(トーソー)
モルザ
セイキ

その他多数
※ここではほんの一部だけ表記していますが、日本国内で流通している物はほぼ全て取り扱っています。