今、特にヨーロッパで大人気のアールデコ柄。1920年代にフランスで生まれた幾何学柄で、後にアメリカに渡ってクライスラービルやロックフェラーセンターなどの建築に取り入れられ、摩天楼が形成されていくのだけど、再びそのアールデコのデザインが注目されています。
元々は日本の江戸小紋の柄などにも影響を受けているので、どことなく和の雰囲気もあるのが面白いし、感覚的に馴染みやすいんです。全体のデザイントレンドがラグジュアリーに向かっているので、このアールデコ柄は良い時代のデザインという事で本質的にはラグジュアリーだし、幾何学柄自体も人気だし、という事で人気に火が付くのも納得です。
その中でもこちらは、モノクロームで描かれてモダンにも見えるし、刺繍なのでラグジュアリー。フランス製のとっても秀逸な生地です。
合わせるレースも幾何学柄で。トルコの伝統的な公衆浴場「ハマム」の建築に見られる幾何学のパターンで、メッシュ素材がハイグレードな印象を与えてくれる、ボク自身もお気に入りのレース。(ポルトガルのALDECO社製)