
窓の上部を大分覆ってしまい、暗くはなってしまっても重厚感を重視したい、というご要望でデザインをさせて頂いた窓。ジョージアンスワッグという一般的なスワッグバランスなのだけど、3スワッグあるうちの左右のスワッグは、それぞれの右と左で生地を束ねる巾を変えて、真ん中は高さを変え、流れをつくりました。
生地はイタリアの重厚なゴールドのアラベスク柄を使い、遮光裏地を加えてボリューム感をプラス。
こういったスワッグバランスは、細部の仕上げ方によって大きく印象が変わるので、同じ生地を使って同じ様なオーダーをしても、デザイナーによって仕上りが全然変わってくるものなのです。WEBでも、残念なデザインを良く見るし、秀逸なデザインもたまに見るし。
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大型のアンティークのベッドにも負けないボリューム感。
お客様が思い描いた、理想的な雰囲気を作る事が出来たと、とてもお喜び頂けました。