開業から20数年経つ歯医者さんのリフォームをデザインから施工までさせて頂きました。
今回は壁を抜いたり作ったり、間取りを変更する所から全体のデザインから細部まで全て越川がさせて頂いたのですが、壊してみないとわからない部分も多くあり、作業を進めながらプランを柔軟に変更していく事も多くありました。
紹介したい所も多いので、2回に分けて紹介しますね。
先ずは受付回りのビフォアーから。
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床や壁のクロスを貼りかえるのはもちろん、カウンターと棚は全て解体して撤去して新しく作る事に。右の壁も取り壊して、位置をかえて新しい壁を作りました。
言うまでも無く、アフターの画像は一番上の画像になります。
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既存の壁を取り壊したら、天井が元の壁に合わせて変形していたので、新しいスクエアなゾーニングに合わせて形を整えて・・・、
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そこに新しく壁を作ります。この壁にはモニターを取り付けるので、配線を通す空間を作り、下地も入れます。
新規で作ると何でもできて良いですね~。
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元々あった巾があって圧迫感の高かった壁も取り壊して・・・、
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上部に空間を空けて薄型にして、スッキリした壁を作りました。ちょうどパーテーションと壁の間位のイメージかな?ここの壁にあったコンセントは天井から電源が来ていたので、この壁を支える柱を中空にして、その中にコードを通しました。
こういった細かい所を、壊しながら、作りながらいろいろと工夫していけるのも、ボクらの様なデザイナーにリフォームを任せて頂くメリットでもあります。
この壁の縁や柱の色も、ボクが現場でペンキを混ぜて作ったオリジナルのダークグレーなんです。
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元の手洗い付きの作業カウンターは・・・、
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カウンターの上の膨らみは撤去して、照明用のソケットを天井に移設。カウンターとミラーはそのまま生かします。
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カウンターは石目柄のシート貼りで奇麗に。ミラーにアンティークゴールドで塗装したのフレームを取り付け、ペンダントライトを下げました。
全く新しく作ったみたいでしょ?
続きは次回!