2020年にハイムテキスタイルというドイツの展示会で発表されたトレンドのキーワード、「MULTI-LOCAL」。超簡単に要約すると「国籍の異なるデザインをミックスしましょう」って事なのだけど、これは世界的に今のトレンドのど真ん中にあると思っています。
↑ ハイムテキスタイルでは毎年、6~7組のトレンドセッターが1年かけてリサーチと議論を重ねて、これから注目のトレンドを発表してくれます。そこで発表された画像の一つがこれ。
この、国籍のカオスな感じがカッコ良いんです。
↑ 実際の展示会場。世界中の民族柄が集結!って感じ。
元々、ヨーロッパの人たちはそんなコーディネートが上手くて、3~4種類の異なる様式をきれいにコーディネートしちゃったりするのだけど、先ずは2つ位からはじめてみてはいかがでしょうか。
それなら簡単簡単、今の住宅はほとんど西洋スタイルなのだから、そこに違う文化の物を合わせていけば良いだけです。
合わせる物が2種類の場合は、違いがハッキリわかりやすい物が良いと思うので、自ずとアフリカとか東洋になると思うのだけど、ボクは特に東洋に由来する物に注目しています。オリエンタルテイストって言うと分かりやすいでしょうか。西洋人が見て異国情緒が感じられる、ちょっと怪しささえ感じられる様な神秘性に魅力を感じちゃうんです。
という事で今回ご紹介する事例は、タイのジムトンプソン社のプリントカーテン。1:2に引き分けて、ドラゴンの柄と幾何学を組み合わせています。
魅惑のエキゾチック!素敵じゃありませんか~。
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