輸入カーテンと国産カーテン、ぶっちゃけ何が違うの?【その4】

     

今回は素材の違いからくるメンテナンスの違いについてお話しします。

  

国産カーテンのほとんどは、ポリエステル製。前にお話しした通り、日本でのカーテンの位置づけは、障子や襖の延長という事もあって、「建材」という考えから脱却しきれていません。詳しくりは、「輸入カーテンと国産カーテン、ぶっちゃけ何が違うの?【その2】をご覧ください。 

  

ポリエステルは伸び縮みが少ないし、お家で洗濯ができる代わりに、デメリットの1つ目としては「静電気が多い」こと。ホコリを呼び寄せて、繊維の奥まで入り込むので、汚れやすいし、水で洗わないと汚れが落ちなくて、どんどん色がくすんでいきます。

 

反対に綿や麻、シルクなどの自然素材は静電気が起きづらく、ホコリを呼びづらいし、ホコリがついても早い段階なら表面に乗っかるだけなので、叩けばホコリが落ちます。

   

だからあまり洗わなくて良いんですよ~。

   

そもそもカーテンを洗う事を想定していない欧米の人たちは、自然素材をセレクトした方が結果的に都合が良いんですね。

日本でも、しょっちゅう洗わないと気が済まない人は別にして、多くの人は洗わなくて良い方が楽ですよ~。もちろんボクもそう。

ちなみに我が家のカーテンは7年以上洗ってないけど、綿や麻なので全く奇麗なまま。

   

天井高が高いから洗えない事が前提なので、レースも麻をセレクトしてます。それもまた奇麗なまま。7年間掛けっぱなしだけど全く問題なし。

   

でもダイニングのレースはポリエステルなので、こちらは1~2年に一度は洗ってます。どんどん汚れていくので・・・。

   

こうやって自宅の同じ一続きの空間で比べると、その差が良くわかりますよ。

  

要するに、

洗えるカーテンを洗いながら使うか、洗えない代わりに洗わなくて良いカーテンを選ぶか。

その差なんです。

洗えないって言っても、クリーニング店でドライクリーニングする事は可能です。多少費用はかかるけど、7~8年に1回ならそんなに負担にはならないですよね?その位で良いんですよ。

お部屋の環境にもよるけど、我が家の場合はたぶんこのまま10年以上はそのままで大丈夫そうです。

       

素材によるメンテナンス性も選択の材料にしてみてくださいね。

   

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