久々にフランクフルトにやってきました。2006年から毎年、フランクフルトで開催されている展示会、「ハイムテキスタイル」、パリで開催されている「メゾン・エ・オブジェ」を業界紙の特派員として取材してきたのだけど、15年目の2020年を最後に2年間コロナで中断。たった2年空いただけなのに、ずいぶんと久しぶりな感じがします。
毎年恒例になっていたこの度で今までと大きく違うのが、一つは移動です。飛行機がロシア上空を飛べなくなったせいで遠回りをするので、フライト時間がすごくかかるようになりました。それと原油高などが加わって、エアチケット代がものすごく高くなっちゃって、大体3年前の2倍くらい。今回は少しでも経費削減の為に、いつものANAはあきらめてエティハド航空でアブダビ経由でフランクフルト入りしました。
二つ目は、17年前からずっと一緒に行動していた大阪の大先輩、ヒデキさんがこの取材旅から引退したので一人になった事。これは前回からなんだけど、これは気持ち的にはすごーく大きくて、めちゃくちゃ寂しいんですよ~。
でもそれは仕方がない事なので、先ずはここまでの移動の苦労話を聞いてやってください。
1月10日の朝11時に家を出て、今回のエティハド航空は成田発なんだけど、何と、成田行きのバスもほとんどが運休していて成田まで遠回り。成田から12時間でアブダビに着いて3時間半のトランジットでそこから6時間半。ドイツ時間の6:45にフランクフルトに着いたのだけど、イミグレが混んでたりで荷物を受け取ったのが朝7:45位。そのまま展示会場へ行くと早すぎなので少し空港で時間をつぶしてから電車に乗ろうとしたら、何かのトラブルで30分以上電車が来ないんです。
で、ようやく来た電車に乗ったら(全然来なかった後だから満員電車)、所々で止まって、そのたびにトラブルっぽいアナウンスが。ドイツ語なので全然わからないけど、多くの人は途中の駅で降りちゃうんです。ボクも中央駅で降りるし、普通は皆同じ駅で降りるはずなんだけど。おかしいな~って思ったけどとりあえずそのまま乗っていたら、何と行先変更になったようで、違う路線のまあまあ離れた駅、オッフェンバッハってところまで行っちゃって、そこでようやく違う!ってわかって降りました。(同じような人も結構いたりして)
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折り返そうと思ったら、次の電車は40分後。そんなこんなで、9時ピッタリに会場入りするつもりが10:30になっちゃいました。
そんなこんなで、約30時間ちょっとの長旅に。しかもそのまま展示会の視察、取材がスタート。もう、ナチュハイですよ。(←久々に使った言葉)
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ちなみに人生初のアブダビ空港はこんな感じのアラブ色全開のデザイン。隣のドバイに比べれば凄くコンパクトで、ほどほどに洗練されていて、トランジットには良い空港でした。
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長旅でクタクタなのに、早速サンプル選びの最中にワイン飲んじゃうし、逆にテンション上がっちゃったり・・・。なぜか不思議と元気な一日でした。
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さすがに今日は夕方早めに切り上げて、アパートメントに向かいました。今回は15世紀からほぼそのまま残っている「エッシェンハイマー塔」のすぐそばにある、とても便利なところ。
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今回泊まっているアパートメント。いわゆる民泊みたいな感じなんだけど、ハウプトバッハ駅っていう、東京で言う銀座みたいなところから歩いて行ける好立地で、しかも新しくて奇麗。
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広さも46㎡と広くて、そこそこリーズナブル。来年からもできればここにしよ~って思いました。
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荷物を置いた後は、近くのスーパーに買い出し。いつも通り、ビール、水、朝食のパン、卵、ベーコンなどを買い込みました。
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フランクフルト一の繁華街、「ツァイル」は、水曜日だというのに大賑わい。この人の多さは、コロナ前以上じゃないかな?マスク率は3%位です。ちなみに電車の中は7%位いたかな?
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この日のディナーは、同業者仲間の石田さん(青山のホームでコアというめちゃくちゃいけているカーテン屋さんの社長)と一緒にベトナム料理屋さんで軽めのディナー。石田さんも今日着いたので、長旅で疲れている時には、ビールと軽めのつまみ、締めにフォー位がちょうど良いんです。
そんな長ーい一日が終わり、これを書いています。
明日からもしっかり取材と買い付けをして、このブログもなるべく頻繁に更新するので、ぜひチェックしてくださいね。
さすがに眠い!寝る!おやすみなさいzzz
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