トイレの壁紙選びの極意-その2

トイレの輸入壁紙

 

今回はトイレの壁紙を2種類で貼り分けるパターンを紹介します。全て同じ壁紙を貼るパターンは前回紹介したので、まだご覧になってない方はこちらを先に読んでくださいね。

柄選びの注意点としては、カーテンの切り返しや組み合わせと同じで、基本的には「柄+無地」か、「有機的な柄+幾何学柄やストライプ」というのが基本になります。

って言葉で聞いても今一つピンとこないと思うので、事例写真を見ながら説明しますね。

 

トイレの壁紙

柄と無地の組み合わせで、基本となるパターンです。トイレを図面で見た時に、長手の二辺にメインの柄を貼り、短手の二辺に無地や幾何学を合わせるのが基本となります。大きい面に柄を持ってきた方が見栄えがするからですが、もちろん反対にするケースもあります。それはまた後程紹介しますね。

上の画像の場合、メインの柄を決めてから、その柄の中に使われている色から一色選んでその無地を合わせる、という順でセレクトしていってます。一番上の画像も同じ要領です。この時、合わせる無地の色やテクスチャーによって、メインの柄をどう見せたいか、どう演出したいか、調整ができるのでこのパターンはとっても便利なんです。上の画像で言うと、爽やかで明るいイメージに引っ張っているし、一番上の画像で言うと落ち着いたラグジュアリー方向に引っ張っています。

 

トイレの輸入壁t紙

こちらは正面のクロスは元々貼ってあったものを残し、両サイドだけ輸入壁紙に貼りかえたパターンです。使える物は使った方が無駄が無いし、コストも抑えられますね。

そうそう、一番上の事例もそうですが、柄は輸入壁紙でないとなかなか良い柄が見つからないものですが、無地は国産でもいろいろあるので、組み合わせる事で実はコストも抑えられます。いろいろな意味で、この2種類の貼り分けというのはトイレの壁紙コーディネートの基本形になる、とボクは思っています。

 

輸入壁紙

こちらは我が家の1Fのトイレですが、今までとは反対に短手にメインの柄を貼り、長手にサブを貼っています。サブの方は国産の金箔柄の壁紙で、オリエンタルな雰囲気に引っ張っています。このケースでは短手に強い色を持ってくる事で広がりを出す狙いがあるのと、ここまで強い色を広い面で至近距離から見るのは圧迫感が出る、という理由からこうしていますが、このパターンで長手に無地を貼ってしまうと間延びするので、そこは注意が必要です。

 

ヴェルサーチの壁紙

こちらは何と、ヴェルサーチの壁紙です。圧倒的な存在感は流石といった所ですが、このケースでは、写真右側の洗面カウンター側がタイル貼りになっているので、メインの柄は長手の一面だけ。二辺はサブの小紋柄を貼っています。(こちらもヴェルサーチですが)

この場合、反対にするとうるさくなってしつこいかな?という配慮でメインを一面だけの方に持ってきているのですが・・・、

 

ヴェルサーチの壁紙

メインの柄が鏡に映って増幅される、という面白さもあります。

そうそう、ヴェルサーチの壁紙はドイツの一流壁紙メーカーが製造と販売をしているのですが、お値段的には一般的な輸入壁紙とほとんど変わらないので、見た目の高級感を考えるとお得な感じもします。

 

前回も言ったけど、オシャレなトイレは壁紙から!

次回は壁紙以外のトイレのデコレーションを紹介します。お楽しみに!

 

 

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