カーテンの上部に付ける飾りを「バランス(上飾り)」と言います。
このバランスにもいろいろな種類がありますが、一番基本的なタイプでもあり、用途が広い「フラットバランス」について、今回から数回に分けて解説したいと思います。
フラットバランスの作りをザックリ言うと、「フラット芯」という不織布で出来た芯地を布でくるみ、マジックテープで壁や専用のレールに貼って取り付けています。ちなみに上の画像はカーテンボックスに両面テープが付いたマジックテープを貼りつけて、そこにストレートのフラットバランスを取り付けています。バランスの裾にはトリムを付けて飾っていますが、いたってシンプルで基本的な「ストレート」という形です。
お部屋全体を見てもほぼ全て無彩色、カーテンは無地に近いピンストライプという事で、このバランスが無かったらめちゃくちゃサッパリで、それはそれでシンプルでお好きな方もいるでしょうけど、バランスを付ける事で何倍も魅力的にグレードアップしているという事は、何となく想像つきますよね?
それでこのフラットバランスという物、裾のカッティングや処理の仕方などで、イメージを変えたりデザインを表現したり、オリジナリティを出したり、色々な表現をする事ができるんです。
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例えば縁に挿し色をして、無機質なシンプルになりすぎるのを防いだり・・・、
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ウッドブラインドにひと手間加えて、ポップに「遊び」を加えたり・・・、
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もちろん、エレガント系やクラシック系の表現も出来ちゃいます。
次回から、もっと深くフラットバランスについて解説していくのでお楽しみに!
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