ギャザープリーツの効用

ギャザープリーツの輸入カーテン

 

さっきちょうど、ギャザープリーツでプランニングをまとめていたので、その流れでこのブログを書いてます。

 

カーテンのプリーツ(ヒダ)は一般的に、2つ山か3つ山がほとんどなのだけど、他にもたくさんあって、その一つに「ペンシルギャザー プリーツ」っていうのがあり、ボクは結構よく使います。

 

何の為に使うのかというと、「ルーズ感」を出したい時に使うんですよ~。2つ山とか3つ山とかはキッチリしたヒダが出がちで、お行儀良くまとまりがち。洋服に例えると、テーラードのスーツをキッチリ着ている感じかな?

 

それとは反対にちょっと着崩したイメージで、革ジャンを肩を抜いて羽織っている感じって言えばいいのかな?ルーズさを表現したい時にこのギャザーを使います。

 

ペンシルギャザーのカーテン

 

↑ 一番重要なのはペンシルギャザーその物では無くてその下のヒダの出方、ドレープの出方なのだけど、ランダムにヒダが出るという所。ギャザーは細かくヒダがつままれているので、その下の生地がついて来れないんですね。だからランダムになるのだけど、その感じを出したいというのが狙いです。

 

更にルーズ感を強調する為に、ギャザーの上に生地をあそばせて、クシュクシュさせるとルーズなイメージが強調されます。これは「耳立て」と言って、ギャザーの上に生地を余らせているのだけど、これで大体6cm位の耳立てになります。

 

 

ギャザーの輸入カーテン

 

↑ 開けている時もルーズ感が出ます。このスタイルはタッセルを使わずに、こうやって無造作に落として置く感じが似合いますね。

 

 

刺繍の輸入カーテン

 

↑ 先ほどの例はコットンのプリントカーテンですが、こちらは麻の刺繍のカーテンです。小窓のバランス(上飾り)も同じ感じでギャザーで仕立てています。

 

 

刺繍の輸入カーテン

 

↑ こうやってヒダをキッチリとる事もあるけど、これは束ねる時に感覚でヒダを取っていかなければならないので、手間がかかります。現実的にはこのまま動かさない、という場合のみに勧められるスタイルです。

 

同じ生地でも、仕立て方でイメージは大分変るものなんですよ~。

 

——————————————-

ブログランキングに参加しています。
下のバナーをそれぞれクリックして頂けると助かります!