カーテンのメーカー、主に製造元が集まる世界最大級の展示会、ハイムテキスタイル。コロナが明けて1回目の去年に比べて、今年は出店者も来場者も大分戻ってきた感じがします。それでもまだ7割位かな?
今回は志向を変えて、先ずは今年の展示会場の中から、今年注目のデザインをピックアップして紹介します!
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今年は写真の右端のような、ムラ感を強めに出した柄の表現が多く見られました。リサイクル素材の色のミックス感が、変化があって逆に美しい、とされる様になったところからこの傾向が進んだのだけど、今後もこの傾向はしばらく続くと思われます。
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引き続き幾何学柄は多く、2年前位から多く見られるこんな感じのラインは、今年も良く見られました。民族的でもあり、ミッドセンチュリーっぽくもあり、カラー次第で色々なシーンで使えそうですね。この生地は注文して来ちゃいました。
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ツイードも引き続き多く見られましたが、今年は更に荒々しい太番手のざっくりした物が目につきました。
こちらはギリシャのSARLAS社の物。これもオーダーしたので、近々、オーブのコレクションに加わります。
右の生地はローマの建造物をジャカード織りで描いたもの。建物や風景を描いた柄も多く見られました。
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左の生地も風景を描いたもの。ちょっとクラシカルな色使いのランドスケープ柄、今まではハイブランドでしか見られなかったのが、比較的手ごろな価格帯でも手に入りそうな気がします。
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凄く今年を象徴する様なカラーパレットの一つ。この深めのオレンジ(テラコッタとカッパーをミックスした位)とイエローゴールドは、今年良く見られる色の一つ。ぶっちぎりの一位は次回お伝えしますね。
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展示会場に出店しない小さなブランドがたまに使う手法なのだけど、隣りのホテルの一室でお得意様だけに新作をプレゼンテーションする、というのがあります。
こちらはイギリスのBeaumont Textiles社の新作プレゼンテーション。担当のMatthewさんは初めてお会いしたのだけど、「あなたは有名なので、フェイスブックでいつも見ています」だって。誰かと勘違いしているのかな?笑
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その中でも特にこの柄は素敵でした。この荒々しいムラ感は、ラグジュアリーにもモダンにも使えるし、この赤みを帯びたブルーも神秘的。これはマイクロファイバーという起毛した生地にプリントされているのだけど、このブランドは全体的に落ち感の良さにこだわっているのが特徴です。フィニッシングにこだわって、きれいなドレープが出る様にしているんだそう。
日本のメーカーで落ち感を考えているメーカーは皆無なんだよな~。
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こちらはポーランドのDECOMA社のブースで、この人が社長です。この社長、とっても優しくて良い人なんだけど、毎年すごく飲まされるんですよ~。この日もウイスキーをストレートで3杯飲まされて、ヘロヘロに・・・。
夕方4時頃だったのだけど、社長は既に酔っていて。
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ここでばったり会った、エージェントの林田さんと、台湾人のニックと。ニックはオランダを拠点にしているベルベットのブランドのオーナーをしていて、もうやめてしまったので会うのは4~5年振り。長い付き合いなんだけど、昔は日本語が全く分からなかったのに、すごく上達していてびっくりしました。
ボクは3杯飲んで、疲れているしその前にも他で飲んでいた事もあってヘロヘロになってここを出たのだけど、ニックはもう少し社長に付き合って飲んでいくって。強いね~。
フラフラなので、一旦プレスルームに戻ってソファで休憩。
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いつものプレスルーム。記者だけが使えるエリアで、PCやプリンター、ミーティングルームなども揃っているし、食事もできるし、夕方からはビールやワインなどのアルコールも無料で飲めます。クロークやロッカーもあるので、基本的にここを拠点としています。
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酔っ払ったので、奥のソファで休憩。
少し休んでも回復しないので、この日はもう仕事にならないや~、ってあきらめちゃいました。
「夜ご飯行きましょうか?」という連絡が来たけど断り、おとなしく部屋に帰る事にしました。
という事で今回はここまで。
また次回お楽しみに!
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