いよいよ今年のヨーロッパ日記も最終章になります。
今回はパリの展示会以外のお話です。
上の画像はパリに着いて2日目なのだけど、最初の2日は凄く天気が良くて、でもすごく寒くて。朝晩はマイナス4~6℃位、日中でも0℃をちょっと超える位かな?毎年同じ時期に行っているのだけど、ここ7年位は割と暖かくて東京と同じ位だったのに、昔に戻った感じです。
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パリに行くと必ず立ち寄る百貨店、ベーアッシュベー・マレ。パリの百貨店と言えばギャラリーラファイエットやボンマルシェなどが有名だけど、こちらはちょっとタイプが違っていて、日本で言う所のハンズと世界堂と伊勢丹がミックスして、そこに日本には無いレベルのおしゃれな大型インテリアショップがくっついたイメージ。画材にしてもDIY用品にしても旅行用品にしても、かなりマニアックで豊富な品揃えで、見ているだけでも飽きないんですよ~。
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カーテン売り場では、地元フランスのピエールフレイやカサマンス、エリティスを中心に、ハイブランドの見本帳や吊りサンプルが豊富に揃っています。その一方で、リンダ―などのリーズナブルなブランドや既製品もあって、かなり幅広い品揃え。
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マグネットタッセルだけでもご覧の通りの品揃え。カーテンレールなどの部品も凄く豊富で、日本には全く無い段違いの品揃え。
さすが、インテリア先進国ですね。
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家具売り場のデザインレベルが高く、張り地がブークレだったり、アクセントカラーがテラコッタだったり、いつ来てもトレンド性が高いのがさすがだな~って思います。日本の家具屋さんやインテリアショップのトレンド感の薄さったるや・・・。比べ物にならないなぁ~。
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キッチン用品売り場で今回購入したステーキナイフ。ずっと探していたんですよ~。
スパっと切れて、形が美しくて、値段もそこそこで、ばら売りか4本以下で手に入るナイフって、なかなか無いんですよ~。我が家のステーキナイフは、2本だけめちゃくちゃ良く切れて(それも以前パリで買った物)、他がイマイチなので、4人家族の我が家では、家でステーキを食べる時には取り合いになっちゃうの 笑。前回も前々回もパリで探したのだけど、思うような物がなかなか見つからなかったので、ようやく買えて嬉しい!
ちなみに4本セットで¥11,000位でした。
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シャトレ・レアール駅の名物、長~い動く歩道。パリでは、空港もそうだけど、めちゃくちゃ長い動く歩道が良くあります。日本の空港にもあるけど、長さが別次元なんですよ~。長いやつだと「隣の駅まで行っちゃうんじゃない?」って位長くて、アップダウンもあり、しかもスピードがすごく早い。そこをパリジャンたちはもの凄い勢いの早さで歩いて行くので、はじめはびっくりします。
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4日目の朝9時頃。夜の間に雪が降ったので、歩道が滑るのなんの。石畳が多い街なので、雪だとアスファルトとは比べ物にならないほどつるつる滑るので、歩くのが怖いんです。
ちなみに、東京は雪に弱い街ってよく言われるけど、パリはもっと弱い街だと思うんですよ。ちょっと降っただけで電車は止まるし飛行機は飛ばないし。だからこの日も電車が止まらない様に、パリからシャルル・ドゴール空港までの電車(約45分位の区間)は、凍結防止の為に夜通し走らせる、という噂もありました。
でも結局、大した雪にならなくて良かったんですけどね。
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寒い中部屋に帰って来た時には、日本から持って行ったバブが役に立ちます。
ちなみにパリのアパートメントあるあるですが、給湯設備の容量が小さくて、大きな湯船にお湯をはると、途中から温度が下がってぬるくなっちゃいます(MAXの高温で入れようとしても)。だから大きな鍋でお湯を沸かしてお風呂に入れて、温度を上げてやる必要があるんですよ~。一般家庭でも良くあるそうです。
ホテルは大体大丈夫なので、ご安心を。
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サンジェルマン・デ・プレにある坂田夏水ちゃんのお店、「BOLANDO」。友人の夏水ちゃんは、フジテレビの「セブンルール」にも出演した有名なインテリアデザイナーでもあるのだけど、他にもDIY雑貨のお店「Decor Interior Tokyo(吉祥寺)」や、この「BOLANDO(パリ)」も経営していて、今はご主人のザビエ(フランス人)と一緒にパリに在住しています。
このBOLANDでは、日本の京唐紙の技法を用いた壁紙(材料の和紙や型紙を彫る職人など、全て伝統を受け継いだ職人さんが手掛けてます)を中心に、西陣織の帯をリメイクしたクッションや日本の伝統工芸品を販売しています。
この日は、日本テキスタイルデザイナー協会の大場さん(写真右)、アノニモデザインの黒澤さん(写真左)と一緒にお邪魔しました。
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パリのラストナイトには、昨年に続きザビエ・夏水邸にお邪魔して、ラクレットをご馳走になりました。
ゆでたジャガイモを崩し、焼いたハムやソーセージやマッシュルームを刻んで乗せて、溶かしたラクレットチーズと黒コショウをかけて食べるこの料理、めちゃくちゃ美味しくて、これと赤ワインでエンドレス・ループになっちゃうから、ついつい飲み過ぎて食べ過ぎて・・・。
子供たちにフランス語を教わりながら(と言ってもボンジュールやメルシーの発音位だけど)、楽しいひと時を過ごせました。
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翌日はついに帰国の途に。アパートからはUberで空港まで大体¥8,500位、約45分位の道のりです。
フランクフルトでも言ったけど、Uberは呼べば3~4分で来るし、目的地も事前にアプリに入れて料金も出ているので遠回りされたり、場所を詳しく説明する必要が無いし、全く現地の言葉が喋る必要が無いのでタクシーより安心安全な上に少し安いので、日本でも早く導入してほしいです。
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シャルル・ド・ゴール空港に到着!
という事で8回にわたってお届けした今年のヨーロッパ日記2024。
来年も多分同じ時期に渡欧する事になると思うけど、それまではまた日本でお仕事を頑張ります。
皆様、ありがとうございました!
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