石のテレビボード

石の造作テレビボード

 

前回前々回の話の流れの延長線なんだけど、インテリアのトレンドが「ラグジュアリー志向」に向かって進んでいる事で、家具も石や鉄といった重さが感じられる物が増えています。

 

そんな中で、先日デザインと製作をさせて頂いた造作のテレビボードは、石の面材を使いました。

 

造作TVボード

 

素材的には、本体は木でメラミンの面材で仕上げるという通常の造作家具と同じなのだけど、面材に石目をセレクトしているだけです。今の面材はかなり精巧にデザインされていて、至近距離で見ても石にしか見えないんですよ~。すごく良くできている。

だから重く見えるし、抑え目な色であっても重厚感があって高級感が出るんです。サイズが4mという大きさもあり、のびやかな美しさもあります。

 

それから、テレビボードを造作する時は配線の取り回しに気を配る必要があります。壁に作り付けるから、配線は当然内部を通さなければならず、コンセントの位置などその時その時の都合に合わせて設計します。

 

 

造作テレビボード

一番右のユニットを開けた奥にコンセントがあるので、そこからアンテナ線と延長コードを中央まで引いて行きます。

 

 

造作テレビボード

中央ユニットの下段のスモークガラスの蓋を開けた奥は、配線溜まりの専用スペースに。

ここに6つ口の延長コードを置いておいたり、余ったコードを処理するスペースにしています。もちろん、テレビやDVDレコーダーに向けてコードを上下方向に通すスペースも作っていますが、コードの余りをここに溜める事でスッキリとするし、掃除もしやすくなります。

 

という事で石目のデザイン、いかがでしたか?色やデザインの種類も豊富にあるので、造作を検討されている方は候補に入れてみてくださいね。

 

 

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