レースカーテンは通常のヒダを取ったカーテンの他に、ローマンシェードに仕立てる事も出来ます。スタイルのバリエーションと注意点などをご紹介します。
1.シャープシェード
横に細いバーが入るスタイルで、モダンなイメージになります。ボクは無地のレースでしたら、基本的にはこの形をお勧めしています。バーが無いと中途半端なヨレ感が目立つ事があって、だったらフラットスタイルのカーテンの方が良いじゃん、ってなっちゃうんですね。
シャープバー(横に通っている細いバー)のピッチは自由に設定できるのですが、トレンド的に年々巾が広くなっています。15年前は15cmとか18cm位が多かったけど、今は30cm以上が多くなりました。(一番上の事例は40cm以上)
欠点としては、洗濯の時にバーを全部抜かなければならないので、通常のシェードより手間がかかる事。
でも、デザイン的にかっこ良いので、そこだけは頑張ってください!
2.プレーンシェード
ローマンシェードのフラットスタイルとも言いますが、シンプルに生地だけがたくし上がって行くスタイル。基本的には、柄物のレースにお勧めです。
上の事例はダブルシェードと言って、一台のメカでフロントとバック、2枚の幕体を操作できるタイプのシェードで、フロントレーススタイル(レースが室内側に来る形)にしています。このスタイルは見た目の軽やかさと、レースの柄を昼夜共に楽しむ事も出来るのがメリットです。
レースのプレーンシェードの注意点は、リングテープというテープを縦に何本も縫い付けなくてはならず、それが柄の邪魔になる事があるので考慮が必要です。
3.オーストリアンシェード
重厚なクラシカルスタイルの代表みたいなスタイルですが、モダンなインテリアと組み合わせるコーディネートもお勧めです。
両サイドにピンと張ったコードを床か下の窓枠に止めなければならないので、場所によっては取り付けられない事もあります。
縫製に手間がかかるのと生地を沢山使うのでコストが高いのが難点ですが、ハマればカッコ良いですね。
4.ピーコックシェード
その名の通り、孔雀の羽根の様に折り畳まれていくスタイル。下まで下ろすと通常のシャープシェードの様に四角くなります。なので、このスタイルは途中まで上げていないと意味が無いので、しっかり目隠しをしたいという窓には不向きです。
あまり大きなサイズは作れないので、小窓向きのスタイルです。
まだまだレースの話は続くので、定期的にチェックしてみてください!
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